撮り鉄などの鉄道ファンも必須な入場券@横山氏に学ぶ

鉄道ファンにはいくつかの種類があるのですが、写真撮影を行う人のことを撮り鉄と呼び電車に乗る子ことが好きな人のことを乗り鉄といいます。
従来、このようなファン層の大半は男性が中心になっていましたが、最近は女性の鉄道ファンも多くなっているようです。
模型を集めるのが好きな人を模型鉄といいますが、模型を集めると同時に電車に乗ることが好きで写真撮影も好き、横山英俊氏のような複合タイプの鉄道ファンも存在しています。

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よりリアル感を持つHOゲージ

模型というのは主にNゲージになるのですが、よりリアル感を持つのがHOゲージです。
他にもZやOなどの種類があるのですが、鉄道模型を集める人の大半はNゲージやHOゲージで、専門店に行けば他の種類も買うことはできるけれども種類そのものが少ないのでより多くの電車の模型が欲しいときにはNやHOと呼ぶものを選ぶケースが多いわけです。

両者の違いは線路の幅、模型そのもの縮尺などでNゲージの線路の幅は9ミリでHOゲージは16ミリです。
縮尺が大きい方がより完成度も高くなり、本物の車両の1/80の大きさになるのがHOゲージ、本物の車両の大きさが1/150になるのがNゲージですから、こちらの方が省スペースで線路のレイアウトを作り遊べるメリットがあります。
日本の住宅は狭いなどの理由からNゲージを選ぶケースが多いようですが、海外などではジオラマを作るような専用の部屋を持つ家も多く、HOゲージで遊ぶ鉄道ファンも少なくありません。
マンションなどに住んでいる人なども、1つの部屋を鉄道模型専用にしてしまうなどのケースもあるようですが、これは家族がいる人にとっては家族の協力がなければできるものではありません。

趣味として選ぶ人の多くは家族がいるケースが多い

ひとり暮らしをしている場合は、特別家族に許可を得る必要もなく自由気ままに鉄道模型と触れ合えるなどのイメージもあるかと思われますが、趣味として選ぶ人の多くは家族がいるケースが多い、家族からの協力やそれを認めて貰えるなどの条件が必要不可欠ですね。
鉄道模型を集めることは身近な場所に鉄道と触れ合えるものがある、このような魅力があるわけですが写真を撮影することが好きな撮り鉄ともなるとカメラ機材などにお金をかけているケースも多いようです。

従来のカメラはフィルム式で、現像しなければ写真がどのように写っているのか確認することはできませんでした。
これはこれで楽しみの一つになるもので、現像が終わり仕上がった紙焼きを見てその時のことを思い出せる、このような魅力が有ったわけです。
最近は、デジタルカメラが主流になっているので、その場で撮影したものを確認してピントがぼけているものなどはその場で削除、このようなこともできるわけです。
撮り鉄ともいえる人々が持っているカメラは一眼レフタイプが多く、望遠レンズなどを使って遠くからホームに入線してくる列車を連写するケースも少なくありません。
連写というのは、一度のシャッターで複数の写真を連続で撮り続けることができる機能、最近のデジタル一眼レフには連写機能が付いているタイプがあるので、あえてモータードライブなどのような装備がなくても簡単に撮影ができるメリットもあります。

駅のホームでの撮影は入場券が必須

望遠レンズは200ミリから300ミリくらいの焦点距離になるのですが、中には500ミリや800ミリそれ以上の焦点距離の望遠を使うファンを見かけることもあり、200ミリ以上のレンズはブレなどが生じやすい関係から三脚を使い撮影します。
撮り鉄を見かけることが多いのは駅のホームになるのですが、駅のホームでの撮影は入場券が必須です。
電車に乗って自宅に帰るといった場合には入場券は必要ありませんが、撮影のためだけで駅構内に入るためには必須です。
券売機で切符を買うとき入場券のボタンやメニューを目にしたことがある人は多いかと思われますが、一般的に入場券はお見送りや迎えなどの際に利用するものであまり使う機会は少ないといえましょう。
しかし、撮り鉄などの鉄道ファンにおいては送迎ではなく写真撮影の目的で購入する形になるわけです。

撮影は駅のホームだけでなく、線路沿いなどで行われることもあります。
普段から走っている列車の中には希少価値が高いと考えられる車両が走行されることもある、例えば新幹線のドクターイエローなどはそれの代表といっても過言ではありません。
ドクターイエローは車体が黄色になっていることからこのような呼び名が付いているわけですが、幸せの黄色い新幹線と呼ばれることもあるなど意外な一面も持ち合わせています。
ドクターイエローは線路もしくは架線などのような新幹線の設備点検などで使う車両、当然ではあるけれども一般の人々は乗車できません。

まとめ

新幹線が安全に運行できるよう設備の点検を行うことからも電車のお医者さん、車体が黄色になるのでドクターイエローになるわけです。

神出鬼没などから目にすると幸せになれる、このような都市伝説から幸せの黄色い新幹線の呼び名が付いているのですが、運行ダイヤは発表されていないことからも目にすることはとてもラッキーな出来事になるのではないでしょうか。